日本茶専門店茶楽かぐや

TEA EPISODE

黒豆ほうじ茶とは?黒豆茶との違いやカフェイン・おいしい淹れ方をお茶屋が解説

黒豆ほうじ茶とは?黒豆とほうじ茶が織りなす香ばしいブレンド茶

黒豆ほうじ茶は、焙煎した黒豆(黒大豆)と、香ばしく焙じたお茶を組み合わせたブレンド茶です。黒豆由来のまろやかな甘みと、ほうじ茶の香りが調和し、すっきりとした後味を楽しめます。

ほうじ茶には、茶の葉を焙じたもののほか、茶の茎を焙じた「棒ほうじ茶(茎ほうじ茶)」もあります。茶楽かぐやの「黒豆入りほうじ茶」は、茶の葉ではなく、茎を焙じた棒ほうじ茶と国産黒豆をブレンドしているのが特徴です。[9]

一般的に、お茶にはチャノキを原料とする緑茶・ほうじ茶のほか、穀物や豆などを焙煎して作るものがあります[1]。黒豆ほうじ茶は、黒豆の豊かな風味と、ほうじ茶の焙煎香を一緒に楽しめるお茶です。

「黒豆茶」と「黒豆ほうじ茶」の違い

器に盛られた焙煎黒豆とほうじ茶の原料

名称にどちらも「黒豆」と入っているため混同されやすいですが、「黒豆茶」と「黒豆ほうじ茶」では、使われる原材料と風味の構成が異なります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

項目 黒豆茶 黒豆ほうじ茶
主な原材料 黒大豆(黒豆)。黒豆のみの商品が一般的 黒大豆+ほうじ茶(茶の葉または茎)。茶楽かぐやでは茎を焙じた棒ほうじ茶を使用[9]
分類 豆を原料とするお茶 チャノキ由来のお茶と黒豆のブレンド茶
風味の特徴 ナッツに似た甘みと香ばしさ[3] 黒豆の甘みにほうじ茶の焙煎香が加わる。茎を使ったタイプでは、軽やかな飲み口も魅力
カフェイン 黒豆のみを原料とする場合はノンカフェイン[5] チャノキの葉・茎に由来するカフェインを含む。茎は葉に比べて含有量が少ない傾向がある[7]

黒豆のみで作る黒豆茶は、黒豆自体のまろやかな甘さと素朴な香ばしさを楽しめます[2][3]。一方、黒豆ほうじ茶は、ほうじ茶の香りが加わることで、味わいに奥行きが生まれます。特に茶楽かぐやでは、茶葉ではなく茎を焙じた棒ほうじ茶を使用し、黒豆の香ばしさと茎ほうじ茶のすっきりした風味を組み合わせています。[9]

購入する際は、パッケージの「原材料名」を確認しましょう。「黒豆茶」という名前でも、商品によってはほかの原料をブレンドしている場合があります。

黒豆ほうじ茶にカフェインはある?茎ほうじ茶の特徴も解説

カフェインを控えている方や、夜のティータイムにお茶を選びたい方が知っておきたいポイントを整理します。

黒豆ほうじ茶は「ノンカフェイン」ではない

黒豆のみで作る黒豆茶は、ノンカフェインのお茶です[5]。これに対して、黒豆ほうじ茶はチャノキ由来の葉や茎を使用するため、カフェインを含みます。茶楽かぐやの「黒豆入りほうじ茶」も、葉ではなく茎を使用していますが、カフェインゼロではありません。

茶の「茎」は「葉」よりカフェインが少ない傾向

茶楽かぐやの黒豆入りほうじ茶に使うのは、茶葉を焙じた一般的なほうじ茶ではなく、茶の茎を焙じた「棒ほうじ茶」です。茶の茎は、葉と比べてカフェイン含有量が少ない傾向にあります。茶業研究報告に掲載された「茎茶と煎茶の香味成分の比較」でも、茎茶は煎茶よりカフェイン含有量が少ないことが報告されています[7]。

ただし、茎を使っているからといって、完成したお茶のカフェイン量が必ず一定の割合で少なくなるわけではありません。原料の種類や配合、抽出時の茶の量・湯量・時間によって飲用時のカフェイン量は変わります。農林水産省が示す標準的な浸出液の成分値では、一般的な煎茶とほうじ茶はいずれも100mL当たり約20mgとされています。これは茶楽かぐやの商品の測定値ではありません[8]。

カフェインの摂取を厳密に控える必要がある方、妊娠中の方、カフェインに敏感な方は、「茎ほうじ茶だからノンカフェイン」と考えず、ご自身の状況に合わせて飲む量や時間帯を調整してください。

原材料表示と大豆アレルギーの確認

黒豆は「黒大豆」という大豆の一種です[6]。そのため、大豆アレルギーをお持ちの方や、ご家族にアレルギーのある方がいる場合は、原材料を必ず確認してください。

お茶屋直伝!黒豆ほうじ茶をおいしく味わう淹れ方と楽しみ方

黒豆の甘みと棒ほうじ茶の香りを引き出すには、お湯の温度と淹れる時間がポイントです。

淹れ方の基本原則:熱湯でさっと淹れる

茶楽かぐやの「黒豆入りほうじ茶」は、茶葉をやや多めに使い、熱湯を注いでさっと淹れる方法がおすすめです。公式商品ページでも、この淹れ方が案内されています[9]。

  1. お茶をやや多めに用意する:急須に黒豆入りほうじ茶を入れ、好みの濃さに合わせて量を調整します。
  2. 熱湯を注ぐ:高温のお湯を注ぐことで、黒豆と棒ほうじ茶の香ばしい香りが立ち上がります。
  3. さっと淹れて注ぎ切る:長く置きすぎず、香りが立ったら湯呑みへ注ぎ分けましょう。

食事や和洋スイーツとのペアリング

黒豆と棒ほうじ茶の香ばしい風味は、和食や肉料理などの食事によく合います。黒豆由来のほのかな甘みがあるため、和菓子はもちろん、焼き菓子などの洋菓子と組み合わせるのもおすすめです。

茶楽かぐや「黒豆入りほうじ茶」の魅力と公式情報の案内

お茶専門店「茶楽かぐや」の「黒豆入りほうじ茶」は、しっかり焙煎した国産黒豆と、茶の茎を焙じた棒ほうじ茶をブレンドしたお茶です。葉を焙じたほうじ茶ではなく、茎を使っていることが、素材選びの大切な特徴です。黒豆の豊かな香りと、棒ほうじ茶のすっきりした味わいを楽しめます[9]。

茶の茎は葉と比較してカフェインが少ない傾向が報告されていますが[7]、本商品もノンカフェインではありません。風味や飲みやすさに加え、原料の違いにも注目して選んでみてください。

なお、茶楽かぐやの「黒豆入りほうじ茶」は、第37期竜王戦七番勝負第2局・あわら対局で、対局中に召し上がっていただいたお茶としても公式サイトで紹介されています[9]。

商品内容や最新の販売状況は、茶楽かぐや公式オンラインショップ「黒豆入りほうじ茶(150g)」でご確認いただけます。

湯呑みに淹れたほうじ茶とお茶請けの菓子が並ぶ穏やかなティータイム

まとめ

黒豆ほうじ茶は、焙煎黒豆のほのかな甘みと、ほうじ茶特有の香ばしさを一度に楽しめるブレンド茶です。茶楽かぐやの「黒豆入りほうじ茶」は、一般的な茶葉を焙じたほうじ茶ではなく、茶の茎を焙じた棒ほうじ茶を使っていることが特徴です[9]。

茶の茎は葉よりカフェイン含有量が少ない傾向が報告されていますが、カフェインゼロではありません[7]。原材料の大豆アレルギーやカフェインの有無を確認しながら、黒豆と棒ほうじ茶が織りなす香ばしい味わいを楽しんでみてください。

参考資料・出典

  1. お茶の違い、どのお茶が健康的?お茶と高カリウム血症のリスク | たがやクリニック
  2. 黒豆麦茶にデメリットはある?黒豆茶との違いやカフェイン量についても解説 | CHANOYU
  3. 【ノンカフェイン】黒豆茶と小豆茶の違いや期待できる効能を比較 | お茶専門店茶三代一
  4. 夜のお茶に迷ったら|煎茶・ほうじ茶・玄米茶のカフェインと味の違いを解説 | 大五グルメセレクションブログ
  5. 黒豆茶の効果と美味しい淹れ方 | POKALOTEA社
  6. 黒豆茶とは? | Yunomi.life
  7. 茎茶と煎茶の香味成分の比較 | 茶業研究報告(原利男ほか、1993年)
  8. カフェインの過剰摂取について | 農林水産省
  9. 黒豆入りほうじ茶(150g) | 茶楽かぐや公式オンラインショップ
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